皆さんこんにちは。
今回は人気の「ミドリイシ」が新たに入荷しましたので、その魅力とあわせて、飼育のコツや管理のポイントを分かりやすくご紹介します。
今回入荷した個体は**インドネシアブリードのミドリイシです。状態も安定しており、良好な個体が揃っています。

ミドリイシとは?人気の理由と特徴
ミドリイシは枝状に成長するハードコーラル(SPSサンゴ)の代表格で、
- 発色が非常に美しい
- 枝ぶりの造形が立体的
- 水槽全体のグレード感が一気に上がる
といった理由から、海水水槽の中でも特に人気の高いサンゴです。
ブルー、グリーン、ピンク、パープルなどカラーバリエーションも豊富で、照明環境によって見え方が変わるのも魅力のひとつです。

インドネシアブリード個体のメリット
今回の入荷はワイルドではなくブリード(養殖)個体です。
ブリード個体には次のようなメリットがあります。
■ 状態が安定しやすい
養殖環境で育っているため、輸送ダメージが比較的少なく、水槽環境への適応力も高めです。
■ 色が飛びにくい
環境変化による色落ち(褐色化)が起きにくい傾向があります。
■ 環境負荷が低い
天然採集よりも環境保全の面でメリットがあります。
ミドリイシ飼育の重要ポイント
ミドリイシは「難しい」と言われがちですが、ポイントを押さえれば長期維持も可能です。
水質の安定が最優先
ミドリイシ飼育で最も重要なのは水質の安定です。
特に重要なのは:
- KH(アルカリ度)の安定
- カルシウム濃度
- マグネシウム濃度
- 硝酸塩・リン酸の低濃度維持
数値そのものよりも「急変させない」ことが非常に重要です。
ここが水槽メンテナンスの腕の見せどころになります。
強めの光が必要
ミドリイシは強い光を好みます。
- 高出力LED
- メタハラ
- サンゴ向け専用照明
など、SPS対応クラスの照明が理想です。
光量不足は色落ちや成長停止の原因になります。
水流は「強め+ランダム」
ミドリイシは自然界では常に強い水流を受けています。
- 一方向の直撃水流はNG
- 揺らぐようなランダム水流が理想
- ポリプが軽く揺れる程度が目安
デッドスポット(よどみ)があると組織トラブルの原因になります。
ミドリイシ豆知識
■ 実は動物
見た目は植物のようですが、ミドリイシは刺胞動物で、クラゲの仲間です。
■ 色は共生藻との関係
発色には体内の共生藻(褐虫藻)と光環境が大きく関係しています。
光・栄養・水質のバランスで色が変化します。
■ 成長は意外と早い
環境が合うと枝をどんどん伸ばします。
数か月で形が変わることもあります。
プロの水槽メンテナンスで成功率アップ
ミドリイシは、
- 数値管理
- 添加剤管理
- 水流設計
- 照明調整
など、総合バランスが重要なサンゴです。
水槽レンタルや水槽メンテナンスの現場でも、ミドリイシ水槽は定期管理前提での運用が基本になります。安定した環境を維持することで、美しい状態を長く楽しめます。
今回入荷した個体も、状態・発色ともに良好です。
ミドリイシ水槽に挑戦したい方、グレードアップしたい方はぜひご相談ください。🪸✨