
チョウザメは、見た目も名前もインパクトのある魚ですが、実は意外なヒミツをたくさん持っています。今回は、知っていると話したくなるチョウザメの豆知識をご紹介します。
■ チョウザメは「サメ」ではない
名前に“サメ”とついていますが、実はサメの仲間ではありません。
サメは骨がやわらかい「軟骨魚類」ですが、チョウザメは骨をもつ「硬骨魚類」に分類されます。体つきが少しサメに似ていることから、この名前が付いたと言われています。

■ 2億年以上ほぼ姿が変わっていない
チョウザメは、恐竜が生きていた時代から大きく姿を変えていない古代魚です。そのため「生きた化石」とも呼ばれています。
体の表面にはウロコではなく、ゴツゴツした骨の板(硬鱗板)が並んでおり、いかにも古代魚らしい見た目をしています。
■ 高級食材キャビアの親魚
キャビアは、チョウザメの卵を塩漬けにしたものです。
チョウザメは成熟までに長い年月がかかり、さらに卵を産むのはメスだけ。そのためキャビアは希少価値が高い高級食材として知られています。
■ 名前の由来にも説がある
諸説ありますが、体表の骨板の並びや形が、羽を広げた蝶のように見えることから「チョウザメ」と呼ばれるようになったという説があります。漢字では「蝶鮫」と表記されることもあります。
サメではないのにサメと呼ばれ、太古の姿を今に残し、キャビアの主役でもあるチョウザメ。
水槽展示やアクアリウムの話題づくりとしても、とても面白い存在です。
水槽メンテナンスや水槽レンタルの現場でも、「魚のちょっとした豆知識」は会話のきっかけになります。水槽を見る時間が、もっと楽しくなりますよ。