「命がけの脱皮」
メンテナンスが終わり、事務所に戻ってふと水槽を見ると事務所にいたトゲアシガ二が「2匹に増えている!?」と思いましたが、ただの脱皮でした(笑)

カニやエビなどといった「甲殻類」は、成長に合わせて脱皮を繰り返し、大きくなります。
脱皮をしてすぐのカニやエビ状態は柔らかく、その間に大きくなります。
この脱皮という行為は、命をかけた行為になります。
「脱皮ごときで大袈裟な」と思うかもしれませんが、この脱皮にかかる時間は種類によってことなりますが。
タカアシガニという世界最大のカニの脱皮時間は6時間にも及ぶことがあります。
この6時間の間は脱皮に集中するため、身動きが取れません、その脱皮最中に天敵に教われてしまったら、抵抗できないため、そのまま死んでしまうこともあります。
やっと時間をかけて脱皮が終わっても、先ほど紹介したとおり、脱皮したてのカニ、エビの殻は柔らかいため、すぐに安全な場所に隠れないと、補食されたり同じ仲間たちにも襲われてしまうため、脱皮が終わったからといって安心はできないんですね~!
こうして命がけの脱皮を繰り返し、大きく成長するエビやカニ、川や海、水槽なんかでエビやカニの脱皮殻を見かけたら、命がけで頑張ったんだなーと思っていただければ幸いです!!
脱皮の抜け殻
