フグの大好物
今日は、フグの食事風景をお届けです。
このお魚は「シマキンチャクフグ」というフグの仲間です。
かわいい顔してますがフグなのでちゃんと毒を持っています。
ちょっと話が逸れますが、フグがどういう風にして毒を持つか知っていますか?
実は、生まれたばかりのフグには毒が無く自然の中でいろいろな餌を食べていくうちに、体内に毒を蓄積していくんです。
これを「生物濃縮」といいます。
生物濃縮とは、元々は持っていなかった毒などを外部から取り入れて、体内でより濃い濃度で蓄積することを言います。
なので与えている餌にもよりますが、完全養殖のフグは毒を持っていないことがあるんです!
話が逸れてしまいましたが、そんなこんなでフグは毒を持つようになるんです。
ちなみに水槽の中で飼育しているフグには「クリル」という乾燥エビを与えているんですが、食べるのがとても遅い、、、
ジッと見て本当に食べれるか見極めてからやっと食べはじめます 笑
見極ている間に他のお魚に横取りされることもしばしば、、、
そんなこんなで、とても愛嬌のあるお魚なのでもし見かけたらじっくり観察してみてください!