秋の用水路で生き物観察!

朝晩の気温が少しずつ下がり、すっかり秋らしい陽気になってきましたね。
季節が変わると、水の中で暮らす魚たちの行動や姿にも変化が見られます。
そこで今回は、秋の用水路に潜って、どんな魚たちが暮らしているのか観察してきました!
用水路にたくさんの小魚を発見!
潜って最初に目に入ってきたのは、たくさんの小魚たち!
よく観察してみると、どうやらこの春に生まれたヤリタナゴやアブラボテの幼魚のようです。
まだ体が小さく、成魚ほど警戒心が強くないのか、手や顔の周りを泳ぎ回ってきます。
水中で魚たちに囲まれると、まるで魚の群れの中に入り込んだような気分になりますね!
こうして春に生まれた魚たちが、夏を越えて成長している姿を見ることができるのも、季節を追って観察する楽しみのひとつです。

岸際にはヤリタナゴやアブラボテ、タモロコ



岸際の石積みをじっくり観察してみると、ヤリタナゴ、アブラボテ、タモロコの姿も確認できました。
タナゴたちは春に比べると、かなり落ち着いた体色になっています。
春の繁殖期にはオスが鮮やかな婚姻色を見せる種類も多いタナゴですが、繁殖期を過ぎるとその色合いも徐々に落ち着いていきます。
今の少し地味な姿を見ていると……
「やっぱり春のあの色はすごかったな〜」
と思ってしまいます。
でも、普段の落ち着いた体色があるからこそ、春になったときの鮮やかな婚姻色がより印象的に感じられるんですよね!
今から次の春が待ち遠しいです。
砂地にはカマツカの群れ!
さらに水路の底を観察していると、砂地にはカマツカの群れを発見!
カマツカは底生性の魚なので、砂や小石のある水底を観察すると見つけやすい魚です。
一方、水中を活発に泳ぎ回っていたのはオイカワ。
そして水面付近には、ミナミメダカの群れも見られました。
水底から水面まで、いろいろな場所に魚たちが暮らしていて、水中はとても賑やかです!
秋の婚姻色が美しいカネヒラには会えず…
今回、ぜひ出会いたかった魚がカネヒラです。
カネヒラはタナゴの仲間で、秋の繁殖期にはオスが美しい婚姻色を見せてくれます。
今回は残念ながら、その姿を見ることはできませんでした……。
水路の環境や魚の行動、タイミングなどによって、出会える魚も変わってきます。
だからこそ、「次は見つけたい!」と思って、また観察に行きたくなりますね。
季節によって変化する水中の世界
今回の秋の用水路観察では、ヤリタナゴやアブラボテ、タモロコ、カマツカ、オイカワ、ミナミメダカなど、たくさんの魚たちに出会うことができました。
春に生まれた幼魚たちが成長していたり、春とは違う落ち着いた体色になっていたりと、季節による変化もしっかり感じることができました。
普段何気なく見ている用水路でも、季節を変えて観察してみると、そこにはたくさんの発見があります。
今回はカネヒラには出会えませんでしたが、たくさんの生き物たちに囲まれて、素晴らしい時間を過ごすことができました!
次はどんな魚に出会えるのか。
また水の中を覗きに行きたいと思います!🐟