
南の海でひときわ目を引く魚、ハタタテダイ(旗立鯛)。その名前のとおり、まるで旗を立てているかのように背びれがスッと長く伸びていて、水槽の中でもとても存在感のある魚です。
今回は、そんなハタタテダイの特徴や豆知識を交えながら、その魅力をご紹介します。
🐠ハタタテダイってどんな魚?
ハタタテダイ(学名:Heniochus acuminatus)は、スズキ目チョウチョウウオ科の仲間。
体長は20cm前後で、白と黒のコントラストに鮮やかな黄色の尾びれが特徴です。
特に目を引くのが、旗のように長く伸びる第一背びれ。
この姿が「旗を立てた鯛」=ハタタテダイという名前の由来になっています。
💡ちょっとした豆知識
1. 「ムレハタタテダイ」との違い
よく似た仲間に「ムレハタタテダイ」がいます。見分け方は、目を通る黒い帯が太いのがムレハタタテダイ。
群れで泳ぐ姿も美しいので、ダイバーの人気被写体になっています。
2. 実は「チョウチョウウオ」の仲間
名前に「鯛」とついていますが、鯛の仲間ではありません。
チョウチョウウオ科に属しており、観賞魚としても非常に人気の高い種類です。
3. 水槽でも人気者!
その美しい見た目とおとなしい性格から、海水魚水槽のアイドル的存在。
単独飼育はもちろん、他の温和な魚との混泳も楽しめます。
🧼水槽でハタタテダイを飼うには?

ハタタテダイを飼育するには、60cm以上の海水魚水槽がおすすめです。
水質や水温の変化には比較的強い魚ですが、やはり定期的な水槽メンテナンスは欠かせません。
プロによるメンテナンスを利用すれば、コケや水質悪化の心配も少なく、安心して美しい姿を楽しめます。
また、「自宅やオフィスに海水魚を置きたいけど、機材をそろえるのは大変…」という方には、水槽レンタルサービスもおすすめ。
設置から管理まで全てサポートがあるので、初心者でも気軽にお魚たちとの生活を始められます。
✍️さいごに
ハタタテダイは、その美しい見た目と穏やかな性格で、水槽に彩りを与えてくれる素敵な魚です。
「ちょっと特別な海水魚を飼ってみたい」と思ったら、ぜひ候補にしてみてください。
プロのサポートを受けながら飼育すれば、いつでも快適で美しい水槽を楽しめます。
海の人気者・ハタタテダイを、あなたの水槽にも迎えてみませんか?🐠✨