日頃のメンテナンス紹介!
今日は、日頃私たちが行っている水槽メンテナンス風景をお伝えしようと思います!
まずこちらは、岐阜県にあるお客様の水槽です。
壁面に水槽を埋め込むビルドインという形で設置されています。

水槽サイズは、横幅150、奥行き45、高さ68cmになります。(なかなかの大きさです、、、)
脚立を利用しないと水槽の下まで手が届きません 笑
まずは、水槽のお掃除をする前にお魚の健康チェックを行います。
お掃除した後も健康チェックは行うのですが、お掃除前の方がお魚も警戒しておらず病気や怪我を見つけやすいんです。
すでに警戒中のフグちゃん 笑

お魚の健康チェックが終わると次は、水槽内の岩を取り出します。
水槽が大きくなればなるほど入っている岩も多くなり、尚且つ大きくなるので大変です、、、
汚れている岩は新しく持ってきたキレイな物と交換するので仕分けながら取り出していきます。
全て取り出していませんが、ざっと50kgほど入っています。
取り出した岩

岩を取り出し終えたら、汚れを吸い出していきます。
ここのお客さんは、水槽の下に排水口を作っているのでそこにホースを入れて直接排水していきます。
(このシステムは、排水用のタンクを持ってこなくていいのでとても便利 笑)
ホースの先端にカップを取り付けて砂の中を掃除しながら排水していきます。

排水が終わると、コケ取りです!
高さがあるので脚立を利用してコケ取りしていきます。
コケ取りの次は、取り出した岩を戻して岩組していきます。
しっかりと重心を抑えて組まないと崩れてしまうので少しコツが必要になります。
水槽の高さもあるのでバランスを見ながら、あれやこれやと組んでいき完成!

岩組が終わると新しい水を入れていきます。
ここのお客さんは水槽のサイズと器材の能力などを考えて毎回60L水換えを行っています。
給水中は餌の補充やお魚の健康チェックなどを並行して行います。

給水が終わると、水槽内のお掃除はひとまず完了!
次は、フィルターや蓋など汚れているものを外の水場を借りて洗っていきます。
この日は雪が積もっており水道が凍っていないか心配でしたが、なんとか大丈夫でした。
こういう日のように、お客さんの水場が凍結して使えない可能性がある場合は、会社から水を持っていきそれでフィルターなどを洗ったりもします。

洗い物まで終わると、あと少しです。
各電源を入れて機材がしっかり動いているか、水漏れはしていないか、魚の状態をもう一度確認をして終了!

約1時間半ほどの作業時間となりました。
いかがだったでしょうか?
水槽の大きさや特徴によって若干の変化はありますが、大まかにメンテナンスはこういった作業を行っています。
水槽を綺麗にすることも大切ですが、私たちメンテナンススタッフが一番大事にしているのはお魚の状態です。
病気の初期症状や喧嘩の予兆、この子最近縄張り意識強くなってきたな、いつもより餌の食べる量少ないな、ヒレの動かし方がいつもと違う、など小さな変化を見逃すと死んでしまったりするので、そういったことがないように何度もお魚の健康チェックは行うようにしています。
長くなりましたが、日頃のメンテナンスについてでした!