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2025.01.16

おしゃれな植物

家で育てている植物!

私は家でも魚を飼育しているのですが、魚だけでなく植物も好きでたくさん育てています!

そこで今回は私が家で育てている「ビカクシダ」について少し紹介させてください!
まず「ビカクシダ」とは、主にアフリカや東南アジアなどの暖かい地域に生息しているシダ植物の仲間です。

ビカクシダは漢字で「麋角羊歯」と表され、この「麋角」は葉の形ががヘラジカの角に似ることに由来するそうです。
ではどんな見た目をしているのかというとこんな感じです!

葉の先端が分岐している様子は確かに鹿の角のようにも見えますね!

実はこのビカクシダという植物は幾つか変わった特徴があります。先ほどの写真を見て気づいた方もいるかも知れませんが、板に張り付いているんです!
ビカクシダは「着生植物」と呼ばれる、木や岩などに根を下ろして成長する植物です。そのため、板などに張り付けて(着生させて)育てることができ、一風変わった姿を楽しむことができます!

また、写真を見ていただけると分かるように手前側に広がっている葉と根元を覆うように広がっている葉の2種類の葉があります。
この2つの葉はそれぞれ「胞子葉」「貯水葉」と呼ばれています。 
その名の通り、胞子葉は先端部分にで胞子をつけ、貯水葉は水分を蓄えるだけでなく、根を鳥や虫から守る役割もあります。

ここで私が家で育てているビカクシダを一部ご紹介します。


Platycerium bifurcatum(ビフルカツム)
18種類ある原種の中の一種です。
最も育てやすいと言っても過言ではないくらい丈夫な品種です!


Platycerium hillii(ヒリー)
こちらも原種の中の一種です。
葉が上向きに広がります。


Platycerium ridleyi(リドレイ)
こちらは他のビカクシダとは少し違い、分岐の多い細い葉が上向きに広がる品種です。貯水葉の見た目から愛好家の中ではキャベツと呼ばれています。

ビカクシダは育てやすく、壁に掛けて飾れるインテリア性の高い観葉植物として近年人気が高まってきているそうです!
いろいろな品種も出てきているので是非お気に入りのビカクシダを育ててみてはいかがでしょうか?