
皆さんは「ドイツ・ラミレジィ」という熱帯魚をご存じでしょうか?
アクアリウムの中でも特に人気が高く、鮮やかな体色とおだやかな性格が魅力の小型シクリッドです。
今回は、そんなドイツ・ラミレジィの特徴や飼育のコツ、注意点をわかりやすくご紹介します。
🐟 ドイツ・ラミレジィとは?
ドイツ・ラミレジィは、南米ベネズエラやコロンビア原産の「ラミレジィ」の改良品種で、
鮮やかなブルーとイエロー、そして体側に輝くメタリックカラーがとても美しい魚です。
名前の「ドイツ」は、改良を行ったドイツのブリーダーが由来。
一般的なラミレジィよりも色が濃く、ヒレの形も整っていることから「観賞用として非常に人気」があります。
全長は約4〜5cmほどと小型で、水槽内でも存在感抜群の熱帯魚です。
🌿 飼育のポイント
① 水質と水温の管理

ドイツ・ラミレジィはやや水質に敏感な魚です。
弱酸性〜中性(pH6.0〜7.0)で、水温は26〜30℃程度を保つと元気に過ごせます。
温度の変化に弱いので、水槽用ヒーターやクーラーの導入がおすすめ。
特に夏場や冬場は急な温度変化が起きやすいため注意が必要です。
② 水槽サイズとレイアウト
単独飼育なら30cm水槽でも十分ですが、複数匹で飼う場合は45cm以上が理想です。
底砂には細かいソイルや砂を使用し、流木や岩、水草を配置して隠れ家を作ると安心して暮らせます。
特に水草の中を好んで泳ぐため、アヌビアスナナやミクロソリウムなどの丈夫な水草を入れると見た目も美しくなります。
③ エサと食性
人工飼料や冷凍赤虫など、なんでもよく食べる魚です。
ただし、少量を1日2回程度に分けて与えることで水質悪化を防げます。
水流が強すぎるとエサが流されてしまうため、穏やかな水流環境を意識しましょう。
④ 混泳の注意点
性格は温和ですが、繁殖期になると縄張り意識が強くなることがあります。
同種同士のオスの複数飼いは避け、ペアや単独飼育が理想です。
他種と混泳する場合は、ネオンテトラ・グッピー・コリドラスなどおとなしい魚との相性が良いです。
💡 飼育のコツ:環境を安定させよう

ドイツ・ラミレジィの飼育で最も重要なのは「環境の安定」です。
水質が急に変化すると体調を崩しやすいため、定期的な**水換え(週に1/3程度)**を心がけましょう。
また、バクテリアがしっかり定着した水槽で飼うと、色も鮮やかになり長生きしてくれます。
立ち上げ初期のトラブルを防ぐために、プロによる設置・メンテナンスサービスの利用もおすすめです。
🌈 まとめ:小型で美しく、初心者にもおすすめ!
ドイツ・ラミレジィは、カラフルで存在感がありながら、穏やかな性格のため初心者にもおすすめの熱帯魚です。
適切な環境を整えれば、初心者でも長く美しい姿を楽しむことができます。
愛知・岐阜・三重・名古屋など東海エリアで
「熱帯魚水槽を始めてみたい」「アクアリウムを職場や店舗に設置したい」という方は、
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