お問い合わせ
ギャラリー gallery
2025.10.09

【秋の風物詩】ヒガンバナとアクアリウムの意外な関係|

こんにちは!
愛知・岐阜・三重・名古屋・東海エリアで水槽レンタル・水槽メンテナンス・アクアリウム設計を行っているエーピーエヌです。

夏が終わり、朝晩の気温もぐっと下がってきましたね。
この季節、木曽三川の河川敷や田畑のあぜ道を歩くと、あちらこちらで赤く咲き誇る「ヒガンバナ(彼岸花)」を目にします。


🌼 ヒガンバナはどうして秋に咲く?

ヒガンバナはその名の通り「秋のお彼岸」に咲き始める花。
中国から伝来した外来種とされ、日本で見られるヒガンバナは「三倍体」という遺伝的特徴を持つため、種で子孫を残せない植物です。

つまり、日本各地に咲くヒガンバナは、昔の人々の手によって広められた花なんです。


🪷 ヒガンバナの“毒”が持つ意外な役割

ヒガンバナの根には強い毒性があり、誤って食べると中毒症状を引き起こすこともあります。
しかし、この毒性がモグラやネズミなどの害獣除けとして活用されていたというのはご存じでしょうか?

お墓の周囲や畑の周りに植えられているのは、まさに大切な場所を守るための知恵だったのです。

さらに興味深いのは、ヒガンバナの球根にはデンプンが含まれており、しっかりと毒抜きすれば非常食にもなったそうです。
昔の人々の知恵と自然との共生が感じられますね。


💧 水草「クリナム」とヒガンバナの関係

実はアクアリウムで人気のある水草の中にも、ヒガンバナの仲間がいます。
それが「クリナム属(Crinum)」の水草です。

クリナムはヒガンバナ科に属する植物で、原産地のアフリカや東南アジアでは川の中から茎を伸ばして花を咲かせる姿が見られます。
水中からスッと伸びた茎の先に咲く花は、まさに“水辺のヒガンバナ”のような美しさ。

アクアリウム水槽の中でも、優雅な雰囲気を演出する人気種の一つです。
花を咲かせるには光量や水質の管理が重要ですが、適切な環境を整えれば美しい姿を長く楽しむことができます。


🌿 自然とアクアリウムを感じる暮らし

秋の風に揺れるヒガンバナを眺めながら、
「水槽の中でも自然を感じたい」と思う方も多いのではないでしょうか?

当社では、愛知・岐阜・三重・名古屋・東海エリアを中心に、
季節や空間に合わせたアクアリウムデザイン・水槽設置・定期メンテナンスを行っています。

医院・オフィス・店舗・個人宅など、どんな場所にも最適なレイアウトをご提案可能です。
自然を感じる癒しの空間をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。


🍁 まとめ

ヒガンバナは、秋を象徴する美しい花でありながら、
古くから人々の暮らしや知恵と深く関わってきた植物です。

そしてアクアリウムの世界でも、同じヒガンバナ科のクリナムが
“水中の花”として私たちに癒しを届けてくれます。

季節を感じる自然の美しさを、水槽の中でも楽しんでみてはいかがでしょうか?🌿