こんにちは!
今回は自宅の水槽で飼っているフレームエンゼルというお魚に怪しげなモノが付いていたのでご紹介!
まずこちらの写真をご覧ください!

なんも変哲もないフレームエンゼルの写真に見えますが、目が少し白濁しているのと尾びれが少し欠けているのが分かるでしょうか?
ヒレが欠けるような症状は真っ先に「尾腐れ病」を疑いますが、今回のヒレの欠け方は尾腐れ病よりも「ハダムシ」の可能性が高そうな欠け方です。(長年の経験によるものです笑)
「ハダムシ」とは何かというと、魚に付く寄生虫です!
「ハダムシ」は魚の体表に付着して、魚の粘膜や細胞を食べて成長するため魚にとっては害しかないんです。。。
「ハダムシ」自体は透明でわかりにくいですが、付着場所によっては魚の目が白濁したり、ヒレが欠けたりするなどの症状が出るので発見しやすいです。
そしてお魚自信も体が痒くなり岩に体を擦り付けたりする様子が現れます。
そんな「ハダムシ」の駆除方法ですが、一番手軽に簡単に行えるのが「淡水浴」になります。
淡水浴とは、海水魚を一時的に淡水に入れ、体の表面に付いている寄生虫を落とす方法です!
今回、3分間淡水浴しました。
淡水浴中の写真をご覧ください!

少し分かりにくいですが、白い丸いものが見えるでしょうか?
これが「ハダムシ」になります。
今回の淡水浴では、3匹取れました!
ハダムシは、新しくお魚を入れたときに水槽内に持ち込むことが多いのでお店などで買ってきたお魚は、一度淡水浴を行ってから水槽に入れてあげるのが安心です!
そして、ハダムシが2,3匹付いている程度であればそこまで深刻な問題にはならないことが多いですが、何十匹も付くとお魚が死んでしまうこともあります。。。
特にハダムシは、「チョウチョウオ・ヤッコ・ハナダイ」の仲間に付きやすいので、飼育している方は注意してください!