
“アースイーター”と呼ばれる魚
この魚はゲオファーガスという魚の1種でゲオファーガス・スリナメンシスと呼ばれ、別称をアースイーターと呼ばれます。

アースイーターと呼ばれる所以は上の写真の様に、砂の中にいる微生物を砂ごと口に含み微生物を捕食する食性を、砂を食べる=地球を食べる、と見立てこの愛称で呼ばれるようになりました。口に砂を含んだ顔が何とも言えない表情で愛くるしいですね!
このアースイーター。ゲオファーガス以外のグループも存在しており、それがサタノペルカというグループでサタノペルカ・ジュルパリという魚がいます。このジュルパリという名前がややこしく、このゲオファーガス・スリナメンシスのことをレッドジュルパリという呼び名で販売するケースがあり、私が初めてこの魚を仕入れた時、この魚ほんとにジュルパリか?なんか真鯛みたいなやつ来たぞ。と思い調べるとこのゲオファーガス・スリナメンシスで少し頭が混乱したことがもありました。
大きくなると30センチを超えますが、シクリッドの中では大人しく、混泳させやすい魚だと思います。口に入らないサイズの魚や、大きい個体ならアロワナのような大型魚とも混泳できます。仕上がった個体はヒレが伸び、青いラメとうっすら体側が赤く色付き非常に綺麗なお魚です。ショップ等で見かけた際は注目していただければ嬉しく思います!
