ちょっとコアな話、、、
淡水熱帯魚ファンの中でも根強い人気を誇るグループ「コリドラス」
ちなみにコリドラスはこんなお魚です。
ナマズの仲間で水中を泳ぎ回るのはあまり得意ではなく、底を這うようにして泳ぐのが特徴です。
泳ぎながら砂の中に口を突っ込んでエサを探している姿はとても可愛いです!
そのコリドラスの名前が変わったことを知ってる方は少ないんじゃないでしょうか。
まぁ変わったといっても学術的な話で日本で流通しているコリドラスの仲間はしばらくコリドラスで通ると思いますが…
一般的に1番メジャーであるところの「赤コリドラス」「青コリドラス」「白コリドラス」の3種はコリドラスではなくなりました。
代表として赤コリドラス、本名をコリドラス・アエネウスを例に挙げますが、
新しい名前を「オステオガステル・アエネア」。なんか凄い名前ですね(笑)
学名は属名と種名で命名され、「オステオガステル」は属名「アエネア」は種名となり、赤コリドラスはオステオガステルの仲間となったわけです。
ここで1つ疑問が湧きますね。
「コリドラス」の仲間から「オステオガステル」に変わったのはわかりますが、種名の「アエネウス」が「アエネア」に変わったのはなぜなのか?
ここから更にややこしい話になります、、、笑
興味のある人はここから先も読んでみてください 笑
その理由は、学名がラテン語由来のものだからです。
コリドラスは男性名詞であり、中性名詞や女性名詞の属に変わった種はそれに応じて種名も変更されました。
コリドラス・アエネウス(corydoras aeneus)の最後の〜ウス(us)がオステオガステル・アエネア(osteogaster aenea)の〜ア(a)に変わり、これはオステオガステルが女性名詞であるためになります。
このように今までコリドラスの仲間と呼ばれていた魚たちが再分類され、7つのグループに別けられました。オステオガステル属以外にも「ポプリスマ属」「ガストロデルムス属」etc…
もちろんコリドラス属もまだあります!
赤コリドラスもそのうち赤オステオガステルと呼ばれる日がくるかも知れませんね(笑)
そんなコリドラスのコアなお話でした!
砂をもそもそしながら餌を食べる仕草や、砂に顔を埋めてそのまま寝るなど、愛嬌たっぷりのコリドラスの仲間たちに今後も注目してほしいです!!