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2026.08.21

清流に暮らす昆虫「カワゲラ」とは?川の水質を知る指標生物を紹介

カワゲラがいる川はきれい?清流に暮らす水生昆虫と水質の関係


皆さん、こんにちは!

今回は、川や渓流などの水辺に暮らしている昆虫、**「カワゲラ」**をご紹介します。

魚やサワガニなど、川にはさまざまな生き物が暮らしていますが、実は水の中には私たちが普段あまり目にすることのない小さな生き物もたくさん暮らしています。

その中でも、川の環境を知る手がかりになるのがカワゲラです。

カワゲラってどんな昆虫?

カワゲラは、幼虫の時期を水中で過ごす昆虫です。

幼虫は平たい体をしており、川底の石の裏などに隠れながら成長します。

種類によって食べるものは異なり、落ち葉などの植物質を食べる種類もいれば、ほかの小さな水生生物を捕食する種類もいます。

普段、川で泳いでいる魚とは違い、石の下などにひっそりと暮らしているため、川遊びをしていても意外と気づかないかもしれません。

しかし、少し視点を変えて川底の石を覗いてみると、そこにはさまざまな水生昆虫が暮らしています。

カワゲラは「水質指標生物」のひとつ

では、なぜカワゲラが川の環境を知るうえで注目されているのでしょうか?

その理由のひとつが、**「水質指標生物」**として知られていることです。

水質指標生物とは、簡単にいうと、その生き物がどのような水環境を好んで暮らしているのかを利用して、川の水質を判断するための手がかりとなる生き物のことです。

川には、さまざまな水生昆虫や生き物が暮らしています。

そして、それぞれの生き物には「暮らしやすい環境」があります。

そのため、川にどのような生き物が生息しているのかを調べることで、その川の環境を知る手がかりになります。

カワゲラ類の中には、特に水温が低く、酸素が豊富なきれいな水環境を好む種類が多く、代表的な指標生物のひとつとして扱われています。

そのため、カワゲラが見られる川では、良好な水環境が保たれている可能性があります。

ただし、「カワゲラがいるから必ず水がきれい」と単純に判断できるわけではありません。

生息している種類や数、ほかの水生生物の種類など、複数の要素を合わせて川の環境を見ていくことが大切です。

石の下には小さな生態系が広がっています

きれいな川や渓流を訪れたとき、ついつい魚や鳥など、目立つ生き物に目が行ってしまいますよね。

しかし、川の中を少し覗いてみると、石の裏や川底にはカワゲラをはじめとしたさまざまな水生昆虫が暮らしています。

さらに、そこには水生昆虫を食べる魚なども暮らしています。

一見すると何気ない川でも、水・石・植物・昆虫・魚など、さまざまな生き物が関わり合いながらひとつの生態系を作っているのです。

こうして考えてみると、川を見る目も少し変わってきませんか?

川を訪れたら「石の下」にも注目!

普段はなかなか目にする機会のないカワゲラですが、川や渓流に行った際には、ぜひ魚だけでなく、川底や水辺にも目を向けてみてください。

石の下をそっと覗いてみると、小さな水生昆虫を見つけられるかもしれません。

※観察するときは、生き物や川の環境を傷つけないよう、石を元の場所に戻すなど、自然に配慮して楽しみましょう。

私たちは普段、水槽の中で魚やサンゴなどが快適に暮らせるよう、水質や環境を管理する仕事をしています。

自然の川を訪れて生き物たちの暮らしを観察すると、水と生き物がどれだけ深くつながっているのかを改めて感じることができます。

これからも水辺で見つけた小さな生き物や、自然の中で感じたことをブログでご紹介していきたいと思います。

皆さんも川へ遊びに行った際には、魚だけではなく、**「石の下の小さな生き物」**にもぜひ注目してみてくださいね!