ナンヨウハギの体色が突然変化!?

先日、とても珍しい場面に遭遇しました!
弊社では新しく海水魚を入荷した際、すぐにストック水槽へ入れるのではなく、まず薬浴水槽で数日間トリートメントを行ってから管理しています。
今回入荷したのは、人気の海水魚
ナンヨウハギ です🐟
5匹のナンヨウハギを導入
その日はナンヨウハギが5匹入荷。
まず状態の良さそうな3匹を先にストック水槽へ入れ、残り2匹は翌日に合流させました。
すると、その2匹を水槽へ入れた瞬間…
先に入っていた3匹のうち2匹の様子が突然変化しました。
黒い模様が黄色に!?
本来、ナンヨウハギは青い体に黒い模様が特徴ですが、
その黒い部分が黄色っぽく変化し、新しく入った個体へ強くアピールするような行動を見せ始めました。
私自身、こんな姿のナンヨウハギを見るのは初めてで、かなり興奮しながら観察していました(笑)
写真は少しブレてしまっていますが、実際に見るとかなり印象的な変化でした👀

なぜ体色が変わったのか?
魚が体色を変えること自体は珍しくありません。
- 威嚇
- ストレス
- 環境変化
- 繁殖行動
など、さまざまな理由があります。
今回のケースでは、個人的には“繁殖行動によるアピール”の可能性が高いのではないかと考えています。
理由は「1番強い個体」の行動

実は、先にいた3匹のうち1匹だけは体色が変化しませんでした。
しかも、その個体が最も気が強く、
- 岩陰に陣取る
- 他個体を追い払う
- 縄張りを守る
といった行動を見せていました。
もし今回の色変化が「威嚇」であれば、最も強いこの個体こそ色が変わるはずです。
しかし実際には、別の2匹のみが変化していました。
このことから、縄張り争いというよりは“繁殖を意識したアピール”だったのではないかと推察しています。
婚姻色の可能性も?
魚は繁殖期になると、普段とは違う特別な色合いになることがあります。
これを「婚姻色(こんいんしょく)」と呼びます。
婚姻色は、
- 異性へのアピール
- 繁殖相手への存在主張
などの意味を持つことが多く、魚が最も美しく見える瞬間とも言えます✨
調べてみると、ナンヨウハギのオスは繁殖期に淡い色合いへ変化することがあるそうで、今回の現象とも少し共通点がありました。
同種混泳だからこそ見られた光景
一般的な家庭水槽では、ナンヨウハギを複数匹同時に飼育するケースはあまり多くありません。
しかし今回のストック水槽では、
- 長期飼育ではない
- 強い縄張りが固定されていない
- 群れに近い状態になっている
こともあり、普段見られないような行動が観察できていました。
こうした“魚同士の関係性”を見られるのも、多数管理しているからこその面白さですね😊
海水魚飼育の面白さは観察にあり
海水魚は見た目の美しさだけでなく、
- 行動
- 体色変化
- 繁殖行動
- 縄張り争い
など、観察していると本当に奥が深いです。
長く見ているからこそ気付ける変化も多く、日々新しい発見があります。
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