お問い合わせ
ギャラリー gallery
  • HOME
  • GALLERY
  • 日常のこと
  • サラサゴンベの飼育完全ガイド|岩の上が好きな海水魚をアクアリウム目線で紹介
2025.12.08

サラサゴンベの飼育完全ガイド|岩の上が好きな海水魚をアクアリウム目線で紹介

今回は、海水魚の中でも「ちょこんとした姿が可愛い!」と評判の サラサゴンベ をご紹介します。
水槽メンテナンスの現場でも、お客様がよく「この子ずっと岩の上に座ってますね!」と話しかけてくれる人気者なんですよ。


■ サラサゴンベってどんな魚?

サラサゴンベ(和名:サラサゴンベ、学名:Cirrhitichthys falco)は、インド太平洋に広く分布する小型のゴンベ(ホークフィッシュ)です。

体長は7〜8cm前後と小ぶりで、
白地に赤い斑点模様が“更紗模様(サラサ)” のように見えることからその名がつきました。

水槽レンタルでも“かわいい系海水魚”としてじわじわ人気が上がっている種類です。


■ サラサゴンベの魅力

● 珍しい“とまり木スタイル”の生活

サラサゴンベは、サンゴやライブロックの上に ちょこんと着地する ように止まって生活します。
あまり泳ぎまわらず、じーっと周りを観察している姿がなんとも愛らしいんです。

水槽メンテナンス中に見られる
「スタッフをじー…と観察してくる視線」
も、密かに人気(笑)

● 動きがコミカルで見ていて飽きない

たまに小さくホップするように移動したり、隠れ家にひょいと入ったり、
動きがどこか“鳥っぽい”のが特徴。
ホークフィッシュ(hawk=タカ)と呼ばれるのも納得です。


■ サラサゴンベの豆知識

● 胸ビレが発達して“着地”が上手

実はこの魚、胸ビレを使って器用に体を支えています。
サンゴの枝や岩の凹みにピタッとはまる姿は、他の海水魚とは一味違う魅力。

● 野生ではエビや小さな魚を待ち伏せするハンター

普段は可愛いですが、自然下では待ち伏せ型の捕食者という一面も。
そのため、極小のエビ(スカーレットシュリンプの幼体など)は捕食対象になりやすいので要注意です。


■ サラサゴンベの飼育ポイント

水槽メンテナンスの経験から、飼育で大事な点をまとめてみました。

● ① ライブロックやサンゴの“止まり木”を作る

彼らは、着地できる場所があると安心します。
ライブロックを高低差つけて組むと、自然な行動がたくさん見られます。

● ② 小さすぎる小型エビとは相性注意

・スカンクシュリンプ
・ホワイトソックス
など、ある程度大きい種類は問題ありませんが、
小型種は食べられる可能性があります。

● ③ 餌は人工餌にも慣れやすく飼育は簡単

見た目に反して非常に丈夫。
人工餌にもよく慣れるので、初心者にもおすすめされています。


■ 水槽レンタルでも人気の理由

サラサゴンベは

  • 岩の上でじっとしている姿がかわいい
  • レイアウトのアクセントになる
  • 病気に強く、環境適応力が高い
  • コミカルで見ていて飽きない

といった理由で、水槽レンタルでも人気の魚です。
特に「動きがユニークで癒される海水魚が欲しい」という店舗やオフィスにおすすめ。


■ 混泳相手の選び方

比較的おとなしい魚ですが、
・小型エビ
・とても小さいハゼ
などには注意。

反対に、

  • カクレクマノミ
  • スズメダイ
  • ドーティバック
  • ベラ類
    などとは相性良く混泳できます。

■ まとめ:サラサゴンベは“癒しと可愛さ”を兼ね備えた海水魚

サラサゴンベは、
小型で飼いやすく、見ていて癒される行動が多い素敵な海水魚です。

もしショップで見かけたら、
ライブロックにちょこんと座って周りを観察する姿を、ぜひ見てみてください。
気づいたら、その可愛さの虜になっているはずです!