皆さんは、「汽水(きすい)」 という水域をご存じでしょうか?
汽水とは、海水と淡水が混ざり合う中間の環境のこと。
塩分濃度は 0.05〜3.0% と幅が広く、潮の満ち引きや雨量によって常に変化しています。
そんな変動の大きい環境で暮らす 汽水魚(汽水域の魚) は、実は家庭用の水槽でも飼いやすい種類が多く、
当社の 水槽レンタル や 水槽メンテナンス でもとても人気があります。
今回はその中でも特におすすめの 飼育しやすい汽水魚3種 をご紹介します!
🐠 ① ミドリフグ

小型フグの中でも圧倒的な人気を誇る汽水魚。
丸いフォルムにクリクリした目、表情豊かな仕草が魅力です。
●飼育ポイント
・餌は乾燥エビ、冷凍アカムシ、貝類などに反応が良い
・人工飼料にも慣れる場合がある
・汽水濃度は0.5~1.0%が目安
・フグの仲間らしく気が強いので単独飼育が安心
当社が管理する水槽でも人気の魚で、お客様からの「かわいい!」という声が非常に多い種類です。
🎯 ② テッポウウオ(アーチャーフィッシュ)

水面に向かって“水鉄砲”のように水を吐き、虫を落として食べるという、
驚きの狩りスタイルで有名な魚です。
●飼育ポイント
・汽水濃度は0.5〜1.0%程度
・ジャンプ力が強いのでフタは必須
・慣れると餌を水面まで追いかけてくるほど活発
・群れというよりは単独〜少数飼育向き
水槽内でも虫の代わりに浮上性の餌を勢いよく食べるため、観察していて非常に楽しい魚です。
🐡 ③ ヒメツバメウオ
幼少期はマングローブなどの汽水域で生活し大人になると海で生活することが多くなります。
キラキラと光る体が美しい汽水魚 です。
●飼育ポイント
・汽水~海水に対応でき環境適応力が高い
・雑食性で人工餌にもよく慣れる
・丈夫で初心者でも扱いやすい
・泳ぐのが得意なので広めの水槽がおすすめ
👀 実際に“見られる”水槽もあります!
今回ご紹介した3種類は、
当社が管理する 水槽レンタル水槽 や 企業・病院の待合室水槽 でも観察できることがあります。
ぜひ水槽を見かけたら探してみてください!
