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2025.11.14

もうコケに悩まない!水槽に出るコケの種類と効果的な対策方法を徹底解説

🌿 水槽のコケ、なぜ発生するの?

水槽を設置してしばらく経つと、ガラス面や水草、石などに緑色の“コケ(藻)”が発生することがあります。
コケは水槽の中に存在する栄養(硝酸塩・リン酸塩)や光、CO₂を利用して増える植物性の生物。
つまり、栄養過多・照明の当てすぎ・メンテナンス不足が主な原因なんです。

ただし、コケは“水槽のバランスを知らせてくれるサイン”でもあります。
完全に悪者ではなく、どのコケがどんな原因で出ているのかを理解すれば、上手にコントロールできます。

今回は、アクアリウムでよく出るコケの種類と、その効果的な対策方法をご紹介します!


💚 コケの種類と対策方法


🟢 ① 緑ゴケ(アオコ)

特徴:
ガラス面や水草、石にうっすらと緑色の膜が張るタイプのコケ。
光合成によってどんどん増えるため、光の当てすぎが主な原因です。

原因:
・照明時間が長すぎる(8時間以上)
・栄養バランスの崩れ(硝酸塩が高い)

対策方法:
・照明時間を6~8時間に調整
・定期的な水換え(週に1/3程度)
・オトシンクルスやサイアミーズフライングフォックスを導入

💡ワンポイント!
ガラス面につく緑ゴケは、マグネットクリーナーで簡単に除去できます。


🟤 ② 茶ゴケ(珪藻)

特徴:
水槽立ち上げ初期に多く見られる、茶色っぽいコケ。
砂や石、水草の葉にうっすらと茶色の膜がつきます。

原因:
・バクテリアがまだ安定していない初期水槽
・照明不足や日照時間の不安定さ

対策方法:
・1~2週間ほどで自然に減少(焦らず待つ)
・光量を少し上げる
・ヤマトヌマエビやフネアマガイを導入

💡ワンポイント!
立ち上げ初期に出ても、焦って薬剤を使う必要はありません。バランスが取れれば自然に消えます。


⚫ ③ 黒ヒゲゴケ

特徴:
流木やフィルター周辺に黒くヒゲのように生える頑固なコケ。
最も厄介なタイプのひとつです。

原因:
・水流が強すぎる
・CO₂不足
・餌の与えすぎによる栄養過多

対策方法:
・黒ヒゲがついた部分をトリミングまたは除去
・CO₂添加を見直す
・ヤマトヌマエビやサイアミーズフライングフォックスを投入

💡ワンポイント!
一度増えると取り除くのが難しいため、早期発見・早期対策がカギ!


🌊 まとめ

愛知県の福祉施設に設置されてる熱帯魚水槽の設置事例

コケの発生は、どんな水槽にも起こる自然な現象です。
大切なのは「発生原因を見極めて、適切に対処する」こと!

コケ対策をしながら、定期的な水槽メンテナンスを行うことで、
美しく安定したアクアリウムを維持できます🐟✨

また、プロによる水槽レンタルやメンテナンスサービスを活用すれば、
常に綺麗で管理の行き届いた水槽を楽しむことも可能です!

癒しの空間づくりは、コケとの上手な付き合い方から始まります🌿