
海水魚を飼育するうえで欠かせないのが、水槽内のレイアウトです。
お魚だけのシンプルな水槽ももちろん美しいですが、岩や貝殻をレイアウトに取り入れることで、より自然な海中の景観を再現でき、魚たちにとっても安心できる隠れ家になります。
今回は、当社(愛知・岐阜・三重・名古屋・東海エリア対応)で取り扱っている
海水水槽用の岩を3種類ご紹介します!
① サンゴ岩(デスロック)

「デスロック」とは、その名の通り**死んでしまったサンゴの骨格(死骸)**を乾燥させた岩のこと。
真っ白な見た目が特徴で、水槽全体を明るく見せ、海水魚のカラフルな体色をより美しく引き立てます。
自然界では、このデスロックにコケや微生物などが付着し、**水質浄化作用を持つ「ライブロック」**に変化します。
そのため、時間が経つにつれてバクテリアが住み着き、少しずつ“生きた岩”に育っていくのも魅力です。
ただし、真っ白な分、コケが生えると目立ちやすく、また重量があるため設置場所の耐荷重には少し注意が必要です。
それでも、清潔感・透明感重視のレイアウトをしたい方にはおすすめの素材です。
② ライブロックモジュール

こちらは、強化プラスチック製の人工ライブロックです。
本物のライブロックを忠実に再現した形状やカラーリングが施されており、
非常にリアルな海中レイアウトを作ることができます。
形のバリエーションが豊富で、ダイナミックなレイアウト演出にもぴったり。
軽量なので設置しやすく、メンテナンス性も高いです。

ただし、内部が空洞であるため、デスロックや本物のライブロックのような水質浄化作用はあまり期待できません。
見た目重視でレイアウトを楽しみたい方におすすめのタイプです。
③ オーシャンロック

最後にご紹介するのは、樹脂と炭酸カルシウムで作られたオーシャンロック。
人工素材ながらも自然な色合いや質感があり、ライブロックそっくりの見た目をしています。
使用していくうちにバクテリアが定着すれば、水質浄化効果も期待できるため、
人工と天然の“いいとこ取り”のような岩です。

ただし、長期使用によって表面が少しポロポロと崩れることがあるため、見た目を重視する方は定期的にメンテナンスすると良いでしょう。
まとめ:目的に合わせて最適な岩を選ぼう!
種類 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
サンゴ岩(デスロック) | 真っ白で明るい印象、水質浄化バクテリアが育つ | 透明感・清潔感重視 |
ライブロックモジュール | 軽量・形が豊富・リアルな外観 | 見た目重視・設置簡単派 |
オーシャンロック | バクテリア定着で浄化作用あり | バランス型・天然風デザイン派 |
いずれの岩も、お魚や水槽の環境に悪影響を与えることはありませんのでご安心ください。
レイアウトの工夫次第で、より自然で癒し効果のあるアクアリウム空間を作ることができます。
愛知・岐阜・三重・名古屋・東海エリアで海水水槽の設置やメンテナンスをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください!