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2025.09.19

水槽飼育で欠かせない「物理ろ過」とは?水槽メンテナンスの基本

水槽で魚を健康に飼育する上で、一番大事と言っても過言ではないのがろ過
ろ過には主に3つの種類があります。

  1. 物理ろ過
  2. 化学ろ過
  3. 生物ろ過

今回はその中でも、初心者の方にもわかりやすい物理ろ過について解説していきます。


🌊物理ろ過とは?

「ろ過」と聞いて多くの方が思い浮かべるのが、この物理ろ過です。
水槽内の水に漂うゴミや残餌、フンなどをフィルターを通して物理的に取り除く仕組みのことを指します。

アクアリウムで使用される物理ろ過は、主に以下の3種類があります。


🧽①マット系フィルター

熱帯魚水槽の物理ろ過


ウールマットやスポンジを使い、水を通すことで大きめの汚れを取り除きます。

  • メリット:餌の残りや水草の破片、魚のフンなどを効率良くキャッチ
  • デメリット:汚れがすぐ溜まるため、定期的な交換が必要

水槽メンテナンスの頻度を左右する大事な部分なので、定期的なチェックが欠かせません。


⚙️②ロールフィルター

レッドシーリーフマット


電動式のマットフィルターで、汚れた部分が自動的に巻き取られ、新しい部分でろ過が続けられる仕組みです。

  • メリット:手を汚さず清潔に使える/濾し取った汚れを水槽外に排出できる
  • デメリット:設置にスペースが必要

特に海水魚水槽では水の透明度を保つのに役立ちます。


🌬️③プロテインスキマー

海水魚プロテインスキマー

細かい泡を使って水中の有機物を除去する装置です。

  • メリット:汚れを分解される前に取り除けるので、水質悪化を防げる
  • デメリット:スペースが必要/淡水水槽では効果が薄い

特にサンゴ水槽や海水魚水槽では必須アイテムといえるでしょう。


🏢待合室水槽やレンタル水槽にも欠かせないろ過装置

病院やクリニックの待合室水槽では、常に美しい水景を維持することが大切です。
そのためには、今回ご紹介したようなろ過システムと定期的な水槽メンテナンスが欠かせません。

「設置したいけど管理が大変そう…」という方には、プロが管理を行う水槽レンタルサービスがおすすめ。
設置からメンテナンスまで一貫して任せられるので、安心してアクアリウムを楽しむことができます。


✍️まとめ

  • ろ過には「物理ろ過・化学ろ過・生物ろ過」がある
  • 物理ろ過はゴミを直接取り除く仕組み
  • マット系・ロールフィルター・プロテインスキマーを使い分けることが大切
  • 水槽メンテナンスで常に快適な水質を維持できる
  • 水槽レンタルなら初心者でも安心してアクアリウムを楽しめる

魚にとって快適な環境を整えることが、美しい水槽を長く楽しむ秘訣です。
あなたもぜひ、ろ過の仕組みを意識したアクアリウムライフを始めてみませんか?🐟✨