
この変な形をした魚は“ニューギニアレインボー”といい、オーストラリア北部原産のレインボーフィッシュの仲間です。
一見すると地味に見えますが、興奮時のオスは体側に縞模様が出て各ヒレの色味が増し、体色も少し青白く背中のラメ感が目を見張ります。(Iriatherina werneriで調べて貰えると綺麗な画像出てくると思います)
比較的丈夫な魚で飼育も難しい魚ではないですが少し注意するべきポイントがいくつかあります。
まず体長が4センチくらいと非常に小さいことに加え画像の通り、口がかなり小さいです。なので餌はかなり細かい物を食べています。思っているより細かい餌を与えるようにしましょう。粒状の餌ならば潰してあげることもあります。購入直後はまだ成熟しておらず体長も小さいことが多いので粉末くらいの感覚でもいいくらいです。
次に水質です。
よく言われるのが淡水の熱帯魚は弱酸性で飼育するのが良いとされていますが、この魚は弱アルカリ性の水を好むことが多いです。必ずしも弱アルカリ性にしないと、というわけでもありませんが中性から弱アルカリ性の水質を保ってあげたほうが調子がいいことが多いです。
以上のことを踏まえればかなり丈夫で飼いやすい魚だと思います。小さい魚なので30センチの水槽とかでも飼育でき、混泳もそこまで難しくなく、同種混泳させると威嚇しあって色が増したり、ヒレが伸びたり見た目もどんどん美しくなってくると思います。是非、注目してみてください!